皆さんこんにちは。
ウィジードッグクラブ本部の加藤です。
3月も後半にさしかかり、東京はだいぶ暖かい日が増えてきました。例年よりも暖かい日が多いような気もしています。
外の景色も梅から桜に移りかわり始めました。
そんな今日この頃ですが、先日マスクの着用も個人判断となり社会的にもだいぶコロナへの対応が緩和されてきたな〜と感じています。
コロナが流行してからは私たちの生活もだいぶ変わりましたよね。色々なことが変化しましたが、中でも個人的に変わったな〜と思うのはオンライン上のコンテンツが増えたことです。
私たちが行うイベントや勉強会などもオンライン上のものが今や当たり前になっています。でも始めた当初はオンラインツールの使い方やパソコンの事前準備方法など、毎回参加者に共有したり、慣れない中での実施も多くて大変でした。
でも今やオンライン上で実施することは一般的なったので、毎回説明をしなくてもほとんど方が利用できるようになりました。マスクもそうですよね。初めは毎日つけることに抵抗感がありましたが、今はついてることが当たり前になっている人も多いのではないでしょうか。
やはり習慣化というのはとても大事だなと思うのです。
犬のしつけもそうですよね。
1回やっただけで変わるものはほとんどありません。継続的にやっていくことがとても重要です。
ですから私がレッスンで心がけているのは「習慣化できる内容を伝える」ということです。もっと言えば、「日常に取り入れることができるような提案をする」ということです。
1回の練習内容を濃くすることは大切ですが、それ以上に繰り返し毎日行うことの方が重要だと考えています。特に一般のお客様は犬の扱いに慣れていない方も多くいます。その方にあった方法をできる限り考えて、毎日できるような提案をしていきます。
新しいことを始めるのは何でも大変です。マスク着用は命に関わることですから、多くの方が意識的に習慣化していたと思います。でも犬のしつけは命に関わる場面は少ないですから簡単なことからじゃないと習慣化は難しいと思います。でも習慣化さえしてしまえば犬の状態も必ずいい方向に向かっていきます。
ドッグトレーナーの仕事は、自分の犬のハンドリングやお客様の犬を扱うスキルは必要です。ただそれ以上に犬や飼い主のことを考える時間、色々な考え方を知るための情報収集をする時間がとても重要です。
どうやったら飼い主に伝わるのか、どうしたら習慣化してもらえるのか。常に考え続けて、「考えることを習慣化」することがとても大切だと感じています。