2022年02月09日

ドッグマッサージ講習会

皆さん こんにちは。
ウィジードッグクラブ本部の加藤です。

先日2月6日にドッグマッサージの講習会を開催しました。
ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。

講師は岐阜県で活動されている松葉深雪さんにお越しいただき、リンパマッサージや温灸体験を実施していただきました。
松葉講師は、これまで何千頭もの犬たちに施術をされているそうで、イベントが始まると終始ゆったりとした時間が流れていました。ご参加いただいた飼い主様も松葉講師の話を聞きながら、メモをとりながら実践したりと、積極的に参加いただきました。
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特に印象的だったのは、やはり「温灸」の効果。
最初はそわそわしていた子も温灸をあてられると、うっとり気持ちの良さそうな顔をしていました。
「人間も犬も冷えは大敵」と松葉講師も仰っていましたが、私も気をつけてみようと思います。
簡易的に温灸をするなら使い捨てカイロ(貼らないタイプ)でもできるそうですよ。ただし火傷をしないように温度には十分ご注意くださいね。
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リンパマッサージや温灸は病気を治すものはありませんが、健康を維持促進する効果があります。もちろんリンパの流れやマッサージの方法など知識や技術は必要だと思います。
でもそれ以上に、「愛犬とスキンシップをしてお互いに幸せな気持ちになること」が大切なのかなと感じました。松葉講師も実際にオキシトシンを感じたかもしれないというエピソードをお話しされていましたね。
犬と人がスキンシップをするだけで、お互いに幸せで健康になっていくのであれば、それはすごいことですよね。皆さんもぜひ毎日の愛犬とのコミュニケーションにマッサージを取り入れてはいかがでしょうか?

今後も今回のような機会を設けていきたいと考えいますので、このブログやSNSを要チェックお願いいたします!!
posted by Wiz.dog Club at 12:00| お知らせ

2022年02月05日

同級生が強い味方

皆様こんにちは!ドッグトレーナー・ドッグセラピスト養成校講師の金成です。

実は最近ウィジードッグアカデミーではパピーの仲間が増えております!
と、言いますもののトレーナーや卒業生が続々とパートナーをお迎えしております。
受講生の方もパピーと一緒に入学といった方もいてなんとなくパピーが多めな最近です。

私のパートナードッグも先日7か月になったばかりですので、同級生がたくさんで嬉しいです!
よかったね!ステップ!
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なんとなく近い月齢の仲間がいるとパピーならではの悩みを打ち明けやすかったり
心強い一面があったりしてまさに「同級生」と言った感覚です。
(皆さん一緒に頑張りましょうね!)

同級生って人の中で仲間意識があったりすごく大事な存在だなと思います。
先日学生時代の友人と久々に電話で連絡をとりました。
現状報告から相談までつい話に花が咲いてしまい気付けは1時間近く笑

もちろん学生時代の感覚になって楽しいと言うのもありますが、
同じように悩んで、同じように学んできたからこそ分かり合えることがあると思います。
だからこそ、ついお互い悩みを打ち明けたりなんだりと…(言い訳です!笑)

ウィジードッグアカデミーの受講の利点として「予約にていつでも好きな時間に通える」が1つあります。
私も遠方からの通いでしたので、ここに助けられました!

ですが、1つ難しいのが同級生(同じ受講生)に会うことが少ないことです!
私はスクーリングに精一杯になっておりましたので他の受講生の方と関わりを持つことが
極端に少なかっとことを後悔しております。

講師やトレーナーのトレーニングをみたり相談したりする事ももちろん大切です。
ですがやはり今の悩みは受講生同士だからこそわかる事もあったり、
人の動きを見て自分の動きを振り返れたりといろんな面で助けられる事があると思います。

ドッグトレーニングは犬と向き合う時間である意味孤独になりがちです。
だからこそ、仲間がいると思うと頑張れるものだと個人的には思います。

そしてまた、卒業からがスタートですからその時こそもっと支えになってくれるのではないでしょうか。
各種勉強会やトレーニング会を通してぜひ受講生同士の関わりも増えてほしいなぁ
なんて思いを抱く今日この頃でございました。

受講生の皆さんぜひ声を掛け合って見てくださいね!

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posted by Wiz.dog Club at 09:00| ウィジードッグアカデミー

2022年02月03日

鬼の形相、仏のほほ笑み

東村です。

前回、多和田さんの「NOを教える、NOで教えない」という哲学を紹介した際、著書「犬と話をつけるには」に「人が何を望んでいるかを犬に示し、犬がそれを理解し、納得し、結果に満足するまで繰り返す」ことが大切だと書いておきながら、その後、「なぜ『NO』なのか、何が『YES』なのか、を犬に理解させようとしてはいけません」とも書いてあることをお話ししました。

どういうことなのでしょう?

今回は、そこを私なりの勝手な解釈も含めて書き綴ります。

実は、犬に理解させようとしてはいけない、というくだりの続きにこう書いているんです。「犬にとっての『YES』『NO』は快・不快でしかなく、それは人間が求める善悪の基準とはまったく異なるのですから」

人の行動基準は、主に「損か得か」「好きか嫌いか」「正しいか間違っているか」の3パターンに分かれると言われています。多和田さんは、犬に『NO』と『YES』を思考で理解させる、つまり善悪の基準で理解させるのではなく、情動で理解させる、つまり快か不快の基準で理解させるべきだと考えているのだと思うのです。よく「犬に笑顔で接することが大切」と口にされていましたし、同成書の随所に「犬を褒めなさい、喜ばせなさい」という記述が出てきますので、おそらく私の解釈は当たらずとも遠からず……だと思います。

言うことを聞かない犬に鬼の形相で接するのではなく、心を静めて仏のほほ笑みで接する、つまり、理よりも情を大切に、てことですね。むずかしいですけど大切なことです。

ところで、心理学は、被験者の心の内側、外から見ることのできない内心を対象とした学問です。今や、研究者が被験者を観察してその内心を推測する「内観主義」は否定され、実際に現れた被験者の行動で内心を判断する「行動主義」が半ば常識のような地位を占めています。明確なエビデンスが要求される科学の世界では必然だったのでしょう。

しかし、昨今、科学技術が進歩し、脳内物質の動きや位置、特定部位の活性化を測定することにより内心を判断する脳科学が台頭してきました。犬についても脳内の活性部位を測定することで、思考と情動のどちらが意識の大部分を占めているのか、快と不快どちらの感情が優勢なのか、が高精度で推測できるようになりました(「イヌは何を考えているか グレゴリー・バーンズ 2020」)。

端折って申し上げると、犬は、どうやら、「NO」や「YES」の言葉の意味を理解し、理に従って行動するのではなく、飼い主の情動がスイッチになって行動する、そのようなものだということが最近まとまりつつある結論のようですね。つまり、犬にコマンドを出す時は、情動が添えられてこそ行動につながることを忘れてはならない、というわけです。
外国に行くと、何をしゃべっているのかさっぱりわかりません、私は。そして、その時、そのしゃべっている外国人の表情や声音などでその感情を理解しようと努めます。犬とのコミュニケーションもそれに近いのでしょう。

つまり、「NOを教える」=「NOやYESを理解させる」ためには、乾燥した言葉の意味を覚えさせて理屈で行動させようとするのではなく、笑顔や心地よい声音で快の情動を添えることが必須だ、と多和田さんはおっしゃっているのだと思うのです。

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posted by Wiz.dog Club at 10:45| 思うこと