皆さんこんにちは。
ウィジードッグクラブ本部の加藤です。
先日「2022年秋 関東ドッグダンス競技会&ゲーム大会」が無事終了しました。
ご参加いただいた皆様、ご来場いただいた皆様ありがとうございました。
イベントの様子については石川トレーナーが掲載していますので、今回は私の感じたことを書きたいと思います。
ラグビーでは”ノーサイド”という言葉がありますよね。この言葉はご存じの通り、「試合終了後、お互いの健闘を讃え合う精神」のことを指します。
ドッグダンス競技会では演技の出来を点数化して競います。ゲーム大会では様々なタイムを競います。点数の発表があるまではピリっした緊張感に包まれることもしばしば。でも競技が終われば、お互いの健闘を讃え合うと同時に愛犬をたくさん可愛がります。
特に飼い主は競技が終わると自然と笑顔になるんです。これは、犬の持つ特殊な力なのかなと感じます。私も出場しましたが、練習と比べると良い出来とは言えないものでした。でも最後のポーズが決まると、無事に演技を終えた安堵と共に無性に愛犬を愛でたくなるのもです。
もう一つ感じたのは「飼い主さんの気合いの入り方がすごい!」ということです。
ドッグダンスは「選曲」「衣装選び」「構成つくり」など本番までに色々なことを考えて準備をします。非常にありがたいことに、毎年ドッグダンス競技会に出場してくれる飼い主様もいます。そうすると、自分のお客様でなくとも前回の演技を覚えてたりするものなのですが、どんどん上手になっていくのがわかります。トレーナーが努力するのは当然だと思いますが、それに負けないくらい一般の飼い主様も気合いを入れています。
私もトレーナーとしてもっと頑張らねば!と毎回気を引き締められます。
今回の出場者の中に「娘が衣裳を作ってくれて……」というエピソードを紹介してくれた方もいました。家族で一丸となって取り組んでくれていることに嬉しく思いました。
ドッグダンスの紹介の時に「犬種や年齢に関係なく、室内でも実施できるドッグスポーツ」という文言を使います。確かにドッグスポーツではありますが、犬とコミュニケーションをとる方法として、ここまで気軽で多様性のある方法はなかなかないのではないかと思います。もしまだドッグダンスをやったことがない方がいれば、ぜひ挑戦してみてください。
決して競技会に出場することが絶対ではありません。まずはやってみて、楽しかったら愛犬との生活に少しだけ取り入れてみてください。
あっでも、競技会も一つのモチベーションになりますから、興味のある方はお近くのウィジードッグクラブのしつけ教室までお越しください!!