2022年08月06日

悩みを相談するには…

皆様こんにちは。
ウィジードッグクラブ本部の金成です。

「愛犬のしつけ教室」や「しつけ相談会」って皆さんどんなイメージを持たれますか?
「愛犬のお悩みなんでも聞きますよ!」「なんでも相談してください!」
と、トレーナーはお客様を待っているものです。
とはいえ、お客様(飼い主さんたち)は皆さんそれを求めているのでしょうか。
そんなこと言われてもわざわざ聞くほどの事ではないし…
こんなに沢山、無料体験でここまで聞いて良いのかな…とか。
私が飼い主側だったらこんな感じになりそうです。(考えすぎかな…(笑)).

そもそも人に相談するって勇気がいるなと私は思っています。
悩みの大小はありますが、この人にだったら言っても大丈夫だとか、
信頼できるなと確信して初めて言えるもののような気がします。

先日Wan's Resort山中湖様でのイベントで改めて気付いた事がありました。
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今回は朝のお散歩会に7組8頭14名のご家族にご参加いただきました。
この時間は楽しく散歩をすることはもちろん、トレーナーが同行しますので散歩中のお悩みも皆さんで解決しましょう。とご案内しております。
そうは言っても集まった皆さん、最初は特にお悩みは出てきません。
なので、「お悩みがあったら声をかけてくださいね」と言いながら会のメインはほぼ雑談。
すると、帰り道には飼い主さんからお悩みについて話しかけてきてくれることが。
今回、1組は「引っ張り」と「立ち止まり」について、もう1組は「匂いかぎ」についてのご相談がありました。

引っ張りや立ち止まりの話については他の参加者の方も興味を持っていただけて、
皆さん自然と歩くのをやめていつの間にか集まっておりました。
気になって集まってこられるという事は大なり小なり皆さん近いお悩みを持っているという事だと思います。
自分からは聞けなかったけど、少し気になる。こんな感じだったのでしょうか。

そして次にご質問頂いたのはパピーを連れたご夫婦。
匂いかぎについてのお悩みから始まり「また後で相談させてください!」
と言ってお散歩会の後も熱心に色んなご相談を頂きました。

この様子、お客様の心理を読み解く一つ材料になりそうだなと思います。
「どんな話でもこの人になら話せる!」という信頼を得たわけではないと思いますが、
どちらの方もきっと”話しても良いかな”という気持ちの変化があったからこそ。
ですが”変化”を作るのはトレーナー側の仕事だと思います。
私がこの変化を生み出すために今回気を付けたことについてはまたの機会に...

今回相談していただいたお二組の飼い主さん、勇気をもって話しかけていただきありがとうございました!
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posted by Wiz.dog Club at 10:00| 思うこと

2022年08月02日

珪藻土の壁

久しぶりに書き込みます。東村です。

自宅の壁という壁を珪藻土にしました。思ったより高額ではなく、30年間大きな事故もなくまじめに働き続ければ十分に貯蓄できる程度の料金でした。

むかし、初めて八ヶ岳南麓を旅する前に、「八ヶ岳は水も空気も美味しいよ」と言われたのですが、「味のない空気や水が美味しいなんて……ホントかな?」と半信半疑だったのに、旅が終わって帰宅した時には「やっぱり違うなぁ〜」と感動していたことを思い出しました。

珪藻土については、対照実験による試験結果がいくつか出ていて、「消臭性試験」では硫化水素やホルムアルデヒド、アンモニアの残留濃度が、「抗菌性試験」では大腸菌や黄色ブドウ球菌が明らかに減り、調湿性については吸湿量/放湿量が激しいことがわかっています。

最近、宿泊したホテルでのバスマットやトースターに入れるスチーマーで珪藻土の威力を認めていましたし、安曇野のちひろ美術館の美しい内装には惚れ惚れしていましたので、大きな期待をして横浜ホームビルドさんに工事をお願いしました。

盲検法をやったわけでもありませんので、私に認知バイアスがかかっているのは否めませんが、普通の壁紙から珪藻土に変えた直後から、部屋の空気が変わったと思います。清涼になりました。

ワグリももう14歳。命の長さよりも命の質にこだわりたいと思って、思い切って珪藻土壁に変更したのですが、良かったと思います。

ただ、今後の時間の経過とともに私にどんな印象が固まるのか……不安でもあり、楽しみでもあり、ってところです。

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posted by Wiz.dog Club at 11:35| 思うこと

2022年07月03日

「怒り」をコントロールする

今回は、島本が担当します。


「言葉の通じない動物のココロを知るためには、まずは人間同士のコミュニケーションができないと知ることは無理だよね!」


この言葉は、コミュニケーション論を研究しているとある大学教授から言われた言葉です。


なるほど!確かに!


動物は言葉が通じないから人間はいかようにも都合の良いように解釈をする。

だからこそ、人間には相手の気持ちを理解する為の想像力や観察力等…

つまり配慮や察する力等が大切です。

積極的に相手(人)を知ろうとする姿勢の人は、相手の色んな反応を想像し、観察し、思ってもみない反応等を経験しているからこそ、言葉の通じない動物に対しても配慮や察する力等を働かせることができるということですね。


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そのコミュニケーションですが、いつの時代もどうすれば円滑にすることができるのか? が課題です。

中でも、時にはお互いのコミュニケーションや関係性を潰してしまう「怒り」という感情をどう考えればいいのか? ということが人々の間で度々議論されています。


この「怒り」、昔から多くの人々が頭を悩ませてきたようです。

ローマ帝国時代の哲学者が「怒りは人の狂気で無くす必要がある」とか、古代中国の皇帝が側近に「怒らないようにするから、どんどん私の悪いところは注意してね」と言っている文献も残っています。面白いですね。


さて、皆さんはアンガ−マネジメントと言うのはご存知でしょうか? 

1970年代にアメリカから始まり「怒り」をコントロールすることでコミュニケーションを円滑にしていこうとする心理トレーニングです。


アンガ−マネジメントは怒らないことを学ぶのではなく、怒る必要のある時は後悔しないように怒る。ただ、その時に自身の『〜であるべき』という一方的な価値観を押し付けていないか? 怒りの原因になる感情は何なのか? その問題は重要なのか? 解決できることなのか? を客観視します。その上で自身の気持ちをきちんと伝え、かつ相手との関係も潰さないようにコミュニケーションを進めていきます。

ウィジードッグクラブではこのアンガーマネジメントがしつけ教室において、ドッグセラピーの現場において、大いに役立つものであると考えました。


そこで2022630日に、一般社団法人アンガ−マネジメント協会の講師を招き、ウィジードッグクラブのトレーナーとウィジードッグアカデミーの受講生に、「怒り」についてのオンライン講習会を開催しました。


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参加者は50名以上。怒りについてのワークフレームや怒りのしくみ、怒りの正体、3段階の怒りのコントロール方法を学びました。


今回の講習会を通して私は、自身のココロを知り、相手の気持ちを尊重する、その上で必要であれば自身の想いをしっかりと伝える、決して感情に振り回されないこと、そこにこのアンガ−マネジメントの本質があると学びました。


ドッグトレーナー・ドッグセラピストは、犬の立場に立つことが大切です。

でも、飼い主様やドッグセラピー参加者様の気持ちにも寄り添わなければ、犬と人を笑顔にすることはできません。


この本質を知り、コミュニケーションを大切にする、その姿勢が言葉の通じない犬との関係性をもっともっと豊かにしていくのだと思います。


ウィジードッグクラブ・アカデミーでは、今後も機会があれば、このような講習会を開催していきたいと思います。



posted by Wiz.dog Club at 17:32| 思うこと